バイオマス商品で地球環境に貢献

バイオマス商品で地球環境に貢献

バイオマス商品とは、狭義には植物由来の原料で作られたプラスチック商品を指します。

従来、プラスチック商品は石油を原料としていました。

しかし、石油は限りある資源と考えられる上に、商品が不要になった際に焼却すると二酸化炭素を発生させることになり、これが地球温暖化の原因になると考えられています。

そのため、何とかしてこの問題を解決できないかと開発されたのがバイオマス商品ということになり、石油を使わずに植物由来原料を利用していることに大きな特徴があります。

もちろん、植物だからと言って無制限に使って良いとは限りません。

森林を伐採してしまっては、その後で改めて苗木から育てるといったことをしない限り、地球環境に負荷をかけることは間違いありません。

あるいは、同じ植物であっても、人間や家畜などが食料とするものを原料にしてプラスチック製品を作ったとしますと、確かにそれは翌年も同じものが栽培できるかもしれませんが、食料価格の高騰などを招くかもしれず、十分な問題解決になっているとは言い難いわけです。

実際には原料はトウモロコシやサトウキビ由来のデンプンや糖質が用いられていることも多く、この意味では完全な解決ではありません。

プラスチックで生活を豊かにするか、それとも食事を減らすかの二択を迫られているようなものだからです。

同じ作物を利用する場合であっても、食料にはならない繊維質の部位を利用できないか研究が進められています。